「全生園の明日をともに考える市民の会」について


多磨全生園に暮らす方々は、国のまちがった政策のもと、長年にわたって人生をゆがめられ、生きてこられました。その間、ただ沈黙していたわけではなく、当たり前の人間として生きることを求め、長年闘ってきたのです。

多くの人たちはいま、多磨全生園を終〈つい〉の棲家とし、安心して住み続けたいと願っています。その一方で「らい予防法」の廃止、国の謝罪、賠償への取り組みはあまりに遅いものでした。

「全生園の明日をともに考える会」は、ハンセン病問題の解決の促進に関する法律(通称・ハンセン病問題基本法)の制定を求める100万人署名の取り組みから発展してできた会です。2012年、全生園内に開園した「花さき保育園」につづき、現在は障がい児・障がい者施設誘致の活動などを行っています。

現在は月1回の定例会を全生園内にある「中央集会所」で開催しているほか、全生園入所者自治会・会長、自治会顧問弁護士などをお招きしての勉強会も不定期で行っています。定例会、勉強会とも、どなたでも参加いただけます。

全生園のいまと、これからについて、ともに考えていきませんか。

お問い合わせ先
info.asutomo@gmail.com

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