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菊池事件から学ぶ人権と私たち-ハンセン病問題から考える勉強会-

※当初予定していた国宗直子弁護士のご都合により、講師が徳田靖之弁護士に変更となりました。(2020年11月8日更新)

 

ハンセン病問題を考える勉強会。
今回のテーマは「菊池事件」です。

長年ハンセン病問題に関わっていらした徳田靖之弁護士に、菊池事件の背景から「特別法廷」の問題点、また再審に向けて今後の動きについてお話しいただきます。

■講師:徳田靖之弁護士(菊池事件再審弁護団)

■日時:2020年11月28日(土)
    13:00~16:00(12:45開室)
■定員:先着85名
YouTubeLiveをご案内する可能性もあります
■場所:オンラインシステムZoom
■参加費無料

■お申込みはコチラから
http://mukougawa201128.peatix.com/
ご寄付いただける方は「寄付つきチケット」をご選択ください。
徳田弁護士への謝礼および会の活動実費として使わせていただきます。

※Peatixをはじめてご利用されるかたは新規登録が必要になります。
 分かりにくいかたはメールにてご連絡ください。

■主催:映画「あん」の向こう側実行委員会
■お問い合わせ先:mukougawa2019@gmail.com

●菊池事件とは
熊本県菊池郡(現在の菊池市)で起きたダイナマイトによる爆破事件(1951年)および殺人事件(1952年)。事件が起きた当時は、ハンセン病患者を強制的に療養所へ入れることを競う「無らい県運動」が激しい時期でした。ハンセン病だと通報されたことを逆恨みして起こした事件だとされ、F氏は逮捕・起訴されました。裁判所ではなく療養所の中に設置された「特別法廷」という密室の中で、人権を無視したずさんな裁判が行われ、死刑判決がくだされました。
F氏は無実を訴えながらも3度目の再審請求が棄却された翌日、1962年9月14日、死刑が執行されました。

2020年2月26日熊本地裁は、ハンセン病患者に対して行われた「特別法廷」を違憲と認めました。F氏に対する死刑判決は、憲法違反の手続きによるものであるのにも関わらず、いまだ検察官による是正の動きはありません。
ハンセン病患者への偏見・差別が生んだ冤罪事件であるとして再審請求を目指しています。

●講師紹介:徳田靖之弁護士
菊池事件再審請求弁護団。
ハンセン病国家賠償請求訴訟、ハンセン病家族訴訟弁護団共同代表。
ハンセン病問題の解決に向けて、長年取り組んでこられました。
薬害エイズ訴訟や冤罪事件なども担当し、人権問題を問う法曹の第一人者として広く知られています。

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